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| (株)サンギ |
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知覚過敏抑制に関する新しい研究成果発表
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2008/7/4
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ナノ粒子ハイドロキシアパタイトの象牙細管封鎖に対する硝酸カリウムの促進効果
第86回IADR(国際歯科研究学会)総会にて研究発表
2008年7月2日から5日までカナダトロントで行われる、第86回国際歯科研究学会(International Association for Dental Research, 略称IADR)において、株式会社サンギ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐久間周治)は、新しい研究成果を発表します。
研究発表のテーマは、「ナノ粒子ハイロドキシアパタイトの象牙細管封鎖性に対する硝酸カリウムの促進効果」です。
サンギは第85回IADR(2007年3月、米ニューオリンズ市)で、ナノ粒子ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤が、象牙質表面に保護膜を形成し、知覚過敏の原因となる象牙細管の露出を封鎖する効果があることを既に発表しています。知覚過敏を抑制する成分としては、硝酸カリウム(KNO3)が既に広く使われており、カリウムイオンが神経伝達を防ぐことによって痛みを和らげることが知られています。しかしKNO3には象牙細管の封鎖性は報告されていません。
今回の研究では、ナノ粒子ハイドロキシアパタイト(n−HAP)の象牙細管封鎖性及び象牙質表面への粒子付着性についての濃度依存性と、そこにKNO3を配合し組み合わせた場合の効果について検証しています。また両成分の象牙細管通液抑制効果を、通液試験によって調べています。
各試験において、ヒトの健全抜去歯を象牙質表面が露出されるように切り出し、薄い切片にして、その表面を数種類のテスト歯みがき剤で処理しました。テスト歯みがき剤は、n−HAP低濃度、n−HAP高濃度、また両タイプにKNO3を配合したもの合計4種類を用いて、その象牙細管に対する封鎖性と象牙細管の通液抑制率を比較しました。通液試験は、規定の圧力でリンゲル液が象牙質を通過する量を測るスプリットチャンバー(分割細孔)装置を使用し、パシュレーらの方法により行いました。
封鎖性と表面への粒子付着性試験の結果を電子顕微鏡(FE−SEM)で観察し、また通液試験で得たデータから、n−HAP濃度が高く、かつKNO3が配合された歯みがき剤の方が、象牙細管の封鎖性及び通液抑制率が高いことがわかりました。つまりn−HAPの配合量が同一である場合、そこにKNO3を配合すると、n−HAPの象牙細管封鎖性及び通液抑制効果が向上するという結果が得られました。
今回IADRで発表された研究結果は、今後のサンギの商品開発に反映されます。
<サンギのオーラルケア研究>
サンギは、1970年代から歯の主成分であるハイドロキシアパタイトのエナメル質修復機能に着目し、1980年代にむし歯予防用の薬効成分「薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>)」の開発に取り組み、同成分配合の歯みがき剤「アパガード」などを製造販売しています。その傍ら研究を続け、2003年に同薬用成分のナノ粒子化に成功し、2004年には更に再石灰化などのむし歯予防効果が改良された「ナノテクアパガード」として商品化しました。現在もサンギ中央研究所(埼玉県春日部市)においては、再石灰化や歯のエナメル質の表面修復など、様々な研究開発を進めています。
<用語説明>
・ 知覚過敏: 老齢化や歯周病、間違った歯みがきなどで歯ぐきが下がり露出してしまった象牙質で発症し、象牙質にある細管が刺激を与えられることで起こる痛み。
・ 象牙細管: 象牙質の外部から歯の中心の神経(歯髄)へ走っている無数の細い管。
・ ハイドロキシアパタイト: 略称HAP。リン酸カルシウムの一種で、歯と骨の主成分。生体への親和性が高く、その合成方法により、種々の特性を付与できる。サンギはその専門メーカーとして、薬用歯みがき剤「アパガード」の他に、食品素材、抗菌剤、化学工業用触媒など、様々な用途で開発している。
・ 硝酸カリウム: 化学式でKNO3で表される硝酸塩の一種。最近では知覚過敏向け歯みがき剤にも使用されているが、象牙細管自体を封鎖するのではなく、イオン化したカリウムが神経伝達を抑え、知覚過敏の痛みを和らげる。
・ スプリットチャンバー装置: 右の図を参照。(*関連資料参照)
・ パシュレーらの方法: 参考文献 O.W. Reeder et al,J.Dent.Res.,57,(2);187−193,1978
・ FE−SEM: 電界放出型電子顕微鏡。電子銃(電子線源となる)を用いて、電子線を収束させた細い電子線を試料に照射し、その表面形態を観察する装置。試料表面の凹凸や形態の観察や表面分析が可能。
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口腔内細菌感染症や、知覚過敏症予防について第85回IADR(国際歯科研究学会)総会で研究発表
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2007/3/23
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歯周病、その他の口腔内細菌感染症や、知覚過敏症予防への新しいアプローチが見いだされ、3月21日から24日まで米国ニューオリンズで行われる第85回国際歯科研究学会(略称IADR)において、サンギは、その研究成果を発表する。
研究発表のテーマは、1)微小粒子ハイドロキシアパタイトの口腔疾患関連菌(う蝕原因菌、歯周病関連細菌、日和見感染症の原因菌)に対しての吸着能について。2)知覚過敏抑制を目指した、ナノ粒子ハイドロキシアパタイトの象牙細管封鎖と表面コーティングの効果について。
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