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網膜剥離による視細胞死を抑制
ヒートショックタンパク質(HSP)誘導による網膜剥離の治療に向けて ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の持つ神経保護作用 ( 2011/3/15 )
 東北大学大学院医学系研究科視覚先端医療学寄附講座の中澤徹准教授らのグループは、米国ハーバード大学眼耳病院ジョン・ミラー博士らと共同で、薬剤ゲラニルゲラニルアセトン(GGA)の経口投与によって、網膜にヒートショックタンパク質(HSP)を誘導することで、網膜剥離によって起こる視細胞死を強力に抑制することを示しました。

 眼の網膜はカメラにおけるフイルムに相当し、光を感知する視細胞は、光を受容し視覚情報を脳に伝える重要な細胞です。失明するような重症の目の病気では、この視細胞が細胞死を起こすことが直接的な視力低下の原因となっていることが知られています。研究グループはこれまでに、網膜剥離のマウスモデルでは、視細胞死がTNFαを介して起こることなどを示し、細胞死を抑制するような神経保護薬剤の探索を続けておりました。HSPは変性したタンパク質を修復する機能があることから、網膜剥離による視細胞死を抑制するという仮説を立て検証しました。結果、GGAをマウスに経口投与することにより、HSPが誘導され、網膜剥離によって起こる細胞死が抑制されることを示すことができました。

 本研究成果は、米国の科学誌American Journal of Physiologyに掲載されます。

※長文のリリースです。全文は下記URLを閲覧してください。

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20110311_1.pdf
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2011/03/press20110315-01.html


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