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脳の非対称性は正常な記憶機能に欠かせい
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2010/11/19
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慶應義塾大学の渡辺茂教授のグループは、九州大学の伊藤功准教授のグループと共同で、脳の非対称性に異常のある(左右の脳がともに右脳の性質を示すように変化した)突然変異マウスでは、空間性の記憶機能が障害されることを明らかにしました。これらの結果は、脳の左右の非対称性が正常な記憶機能に欠かせないことを示唆しています。
九州大学の伊藤功准教授のグループは、マウスの記憶を司る海馬という脳の部位が、正常なマウスでは左右の脳で異なる性質を示すのに対して、この突然変異マウスでは左右どちらの脳も右型の性質を示す(右側異性)ことを発見しました。今回の研究では新たに、そのような脳機能の非対称性が、正常な記憶機能には欠かせないものであることが分かりました。
本研究成果は、online科学誌「PLoS ONE」に平成22年11月17日付けで掲載されました。
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2010/2010-11-19.pdf
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脳機能の若返りに神経細胞膜の流動性関与を確認
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2006/8/8
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サントリー(株)健康科学研究所は、東海大学大学院開発工学部生物工学研究科(榊原学教授)との共同研究により、老化によって海馬神経細胞膜の流動性が低下する現象を確認。同時に、老齢動物がアラキドン酸(ARA)を摂取することによって神経細胞膜の流動性が維持されることを明らかにした。
【研究の背景】
必須脂肪酸であるARAとドコサヘキサエン酸(DHA)は、加齢とともに脳内の海馬に含まれるARAおよびDHAの量はともに減少することが報告されている。しかし老齢動物(ラット)にARAを摂取させる事により、脳内のARAの量が若齡動物(ラット)と同程度に維持できる事と、老化に伴う脳機能の低下も起こりにくい事を既に報告している。
また、60歳以上の健常高年者がARAを摂取することにより、認知能力(情報処理能力、集中力)が改善され、脳機能が5〜10歳若返ることも既に発表している(日本栄養・食糧学会シンポジウム・2003年5月)。
さらに昨年7月に開催された第28回日本神経科学大会では、もの忘れを訴える60歳以上の健常高年者がARAとDHAを含有する油脂を摂取する事により、記憶力(即時記憶)と集中力が改善する事を発表した。
今回、このように高次脳機能が改善されるメカニズムを解析するため、FRAP実験により、記憶を司るといわれる海馬神経細胞膜の流動性がARAを摂取することでどのように変化するか、その効果を検討したもの。
サントリーとARAについて
サントリー(株)は京都大学との共同研究により、1985年にARAを生産する微生物(アルピナ菌)を発見。その後、発酵技術を用いてARAを高濃度含有する食用油脂の製造に成功した。その結果、動物やヒトが効率よくARAを摂取することが可能となり、従来知られていなかったARAの様々な効能が明らかになっている。
http://www.suntory.co.jp/
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