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(株)免疫生物研究所 (株)免疫生物研究所のホームページへ
震災による計画停電に対する処置のお知らせ ( 2011/3/14 )
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てに預かり、厚く御礼申し上げます。
この度の未曾有の震災に際し、皆様ご無事であることをお祈り申し上げます。また被害に遭われました方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、震災に対する計画停電に対し当社は下記の処置を行いますのでお知らせ申し上げます。
1. 停電に伴い、当社の就業時間を当面の間、7:30 〜 16:30 といたします。
(なお、本日の停電時間帯は第5グループであり、15:20-19:00 の間の停電となっておりますが、停電時間が変更されることもありますので、あらかじめご了解下さいますようにお願い申し上げます。)停電の間は、固定電話はもとよりサーバーの停止も行いますので、この間は連絡がつかないこととなります。
2. 停電に伴い、商品発送の時間を繰り上げます。明日3月15 日(火)より、当日発送の受付時間は12:00 までとさせていただきます。12 時以降のご発注に対しましては、翌日発送とさせていただきます。なお、輸送到着地の交通事情により到着が遅れることも予想されております。
以上取り急ぎご連絡申し上げます。
電話連絡はつながりにくくなっております。出来る限り、お問い合わせはメールでのご連絡をお願い申し上げます。(do-ibl@ibl-japan.co.jp)大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/20110314.pdf


株式会社トランスジェニックとの包括的業務提携に関するお知らせ ( 2011/3/11 )
当社と株式会社トランスジェニック(以下、トランスジェニック社) (代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)は、平成23 年3 月11 日開催の取締役会において、両社の持つ経営資源および技術を相互に活用することによる事業基盤の強化と将来に向けた持続的な事業発展を目的として、包括的な業務提携を行うことを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.包括的業務提携の目的
当社は1982 年に設立し、医薬品及び医薬部外品の免疫学的研究、開発、製造及び販売を目的としており、一貫して「抗体」の開発を中心とした研究に取り組み、成果を事業化しております。免疫学の研究を通じて、がんや自己免疫疾患等の難病を克服し、社会に貢献することを目指しております。
一方、トランスジェニック社は1998年に設立され、熊本大学発バイオベンチャーとして、遺伝子破壊マウス等による創薬支援を目的としており、独自のトラップマウス技術を基軸とした遺伝子破壊マウス事業を展開すると共に、GANPRマウス技術を用いて、診断薬に繋がる腫瘍マーカーの研究に取り組んでいます。疾患の病因・病態解析に有用な遺伝子情報などのツールを提供することで、社会に貢献することを目指しております。
両社は、このたびの本業務提携により、基幹技術の相互補完、開発シーズの情報共有、相互の国内外販売網の共有等により、相乗効果を発揮し、一層の発展を遂げることが期待できると考えております。

2.包括的業務提携の内容
当社が有する抗体作製技術や抗体シーズ情報と、トランスジェニック社が有するGANPRマウス技術や遺伝子破壊マウス技術を融合させ、有用な研究用試薬としての抗体開発を行います。また、相互に両社の国内外販売網を共有することにより、売上拡大を図ります。
なお同日において、当社とトランスジェニック社は、当社がトランスジェニック社のGANPRマウス技術を使用し、研究用試薬としての自社抗体製品の製造・販売を目的とした非独占ライセンス契約を締結し、本マウスの使用権許諾を受けましたので併せてお知らせいたします。

※リリースに表やグラフが含まれています。詳細は下記URLを閲覧してください。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/20110311.pdf


ガレクチン−3測定診断キット販売開始のお知らせ ( 2011/1/17 )
この度、ビージーメディシン社(本社:米国ウォルサム市、以下「BGM 社」)より、当社ガレクチン−3モノクローナル抗体を用いたELISA 診断キットの販売を開始したとの報告を受けましたのでお知らせいたします。
【概要】
当社はすでに平成21 年1月28 日付けの発表において、BGM 社とガレクチン−3モノクローナル抗体の心疾患分野における診断薬の開発に関する独占契約締結のお知らせ、また平成22 年3月15 日付けの発表において、同社と体外診断用医薬品使用の目的での本抗体産生細胞の供給及び販売の独占契約締結のお知らせをしてまいりました。
この度BGM社より正式に、米国食品医薬品局(通称FDA)より許可された、慢性心不全と診断された患者の予後を評価するための補助として臨床的評価と組み合わせて使用するガレクチン−3測定用の体外診断用医薬品の販売を開始したとの報告を受けております。
また、BGM社は既に数社の大手診断薬企業と商品化開発の契約も行っており、今後各社既存の測定システムおよびワークフローに適用したガレクチン−3測定ができるようになり、全世界での測定が展開していくとしております。
なお、ガレクチン−3に関する詳しい情報と心臓病におけるその役割は、以下のサイト www.galectin-3.com(BGM 社、英文)に述べられております。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/Galectin-3_20110117.pdf


当社抗体の中国市場開拓でのライセンス契約締結のお知らせ ( 2010/6/21 )
 当社はこの度、当社が作製した抗体について、株式会社ジーエヌアイ【東証マザーズ上場:2160】(本社:東京都新宿区、以下「GNI社」)の100%子会社である上海ジェノミクス(以下「SG社」)と中国市場開拓の目的としたライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。


【概要】

 今回の契約は、当社が開発作製した複数の抗体について、中国で急成長を続ける臨床検査市場に参入するため、それら抗体に関する製造、開発および販売するライセンスをSG社に譲渡するものです。本締結によって、SG社は今後中国市場において、がんを中心とした体外診断用医薬品の開発、製造および販売が可能となります。当社はその売上高に対して一定率のロイヤリティーを一定期間受領することになります。契約締結にかかる契約一時金の受領はありません。なお、契約の経済条件の詳細な内容については公表しておりません。

 GNI/SG 社の社長兼CEO のYing Luo 博士と当社代表取締役社長の清藤勉は次のように表明しております。「両社の提携はIBL の抗体作製の先端技術と中国市場に主要基盤を置くGNI 社の立地的メリットの相互活用によるシナジー効果を期待するものであり、これを第一歩として将来に向けて更なる協力体制によって両社の発展を願うものであります。」

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20100621.pdf


ガレクチン−3抗体の供給及び販売の契約締結のお知らせ ( 2010/3/15 )
当社はこの度、ビージーメディシン社(本社:米国ウォルサム市、以下「BGM 社」)と、ガレクチン−3モノクローナル抗体産生細胞の供給及び販売の独占契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
【概要】
当社はすでに平成21 年1月28 日付けの発表において、BGM 社とガレクチン−3モノクローナル抗体の心疾患分野における診断薬の開発に関する独占契約締結のお知らせをしておりますが、この度新たに体外診断用医薬品使用の目的で、本抗体産生細胞の供給及び販売の独占契約を締結いたしました。本締結により、BGM社が今後全世界で展開する、心疾患分野におけるガレクチン−3測定用の体外診断用医薬品の製品化に当社開発抗体が使用されることになります。
ガレクチン−3は、2003年に初めて心不全の再発予測マーカーとして生物学的な関連が見いだされました。その後、血中ガレクチン−3値が心臓の線維症やリモデリングの状態を反映するという新しい証拠が示され、心疾患改善の治療に役立つ重要な指標になると考えられております。心疾患は重篤な症状を起こすことも多く、急速に進む人口の高齢化により心疾患の発生、罹患率が増加し、早期の発見・診療の必要性が劇的に高まる見込みです。
ガレクチン−3に関する詳しい情報と心臓病におけるその役割は、www.galectin-3.com
(BGM 社、英文)に述べられております。
なお、契約の経済条件内容については公表しておりません。

株式会社免疫生物研究所について
1982 年に、医薬品、医薬部外品および研究用試薬の研究、製造、販売を目的に設立されまし
た。抗体を中心とする免疫学の研究成果と基盤技術を基に、研究用試薬の開発・製造・供給お
よび受託サービスなどからなる研究用試薬関連事業、実験動物の輸入・開発・製造・供給およ
び受託サービスなどからなる実験動物関連事業、医薬シーズのライセンス事業からなる医薬関
連事業、及び飲料水販売からなるその他事業を展開しております。従業員は、66 名であります。
http://www.ibl-japan.co.jp

ビージーメディシン社について
社名:BG Medicine, Inc.
所在地:610 Lincoln Street North Waltham, MA 02451 U.S.A
事業内容:BG Medicine, Inc.は、患者のさまざまな情報とヘルスケアに関わるコストを考慮し
て、新しい分子診断法の発見、開発、および事業化を行うライフサイエンスの会社であり、患
者の治療に対する情報を臨床に提供する分子診断法を開発しています。
http://www.bg-medicine.com/

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20100315.pdf


アミロイドβ オリゴマー測定 ELISA キット販売開始のお知らせ ( 2010/2/8 )
当社は本日、アルツハイマー型認知症(以下「AD」)に関連する、「アミロイドβ オリゴマー(以下「Aβ オリゴマー」)測定 ELISAキット」試薬の販売を開始いたしますので、お知らせいたします。
【概要】
全世界でAD に苦しむ人は約1800 万人とされ、その数は高齢化が進むにつれ増加しており、大きな社会的な問題として取り上げられています。AD の原因は未だに解明されていませんが、病理学的な特徴の一つに、神経細胞表面への老人斑の沈着が見られます。この老人斑の主な成分は、アミロイドβ (1-42) (以下「Aβ (1-42)」)と呼ばれる不溶性タンパク質の凝集であり、この凝集による老人斑の沈着が起こると神経細胞死が急速に広がるため、AD の成因に深く関わると考えられてきました。
しかしながら近年では、この凝集過程の中間体である可溶性のAβ オリゴマーに強いシナプス障害作用があり、これによって認知機能が低下し病気が発症するという「オリゴマー仮説」が有力となってきています。実際に、AD 患者の脳ではAβ オリゴマーが健常者よりも増加していることが多数報告されています。
これらの事から、AD に対する新たな医薬品開発に向けた研究の展開に、Aβ オリゴマーを定量出来る試薬が広く求められておりました。今般のAβ オリゴマー測定ELISA キットの販売は、AD の基礎研究ばかりでなく新たな医薬品開発への支援に応えるものと考えております。
製品情報
製品番号:27725 製品名:Human Amyloidβ Oligomers (82E1-Specific) Assay Kit - IBL
容量:96 ウエル 価格:120,000 円
以上
用語説明
ELISA キット
ELISA (Enzyme-Linked ImmunoSorbent Assay) とは、「酵素結合免疫測定法」とも呼ばれ、試料中に含まれる抗体や抗原など測定対象物の濃度を検出・定量する際に用いられる測定方法を意味します。この測定方法を原理にして、実際に測定するために必要な試薬類を1 つの箱容器に用意したものをキットと呼びます。
オリゴマー単量体(モノマー)、重合体(ポリマー)に対し、ある化学構造の単位が重合体ほど多くはなく小数の繰り返しで重合した分子のことをこう呼びます。
シナプス障害
神経軸索の末端は神経終末とよばれ、ここから他の神経細胞に情報が伝えられます。この、神経細胞間あるいは神経細胞と他種細胞間に形成される接合部の構造をシナプスといいます。
シナプス部では、相手の神経細胞との間に僅かな間隙(シナプス間隙)があり、このシナプス間隙では神経伝達物質が情報を相手の神経細胞に伝える役割を果たしています。この伝達役割におこる障害のことをこう呼びます。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20100208.pdf


アミロイドβ (1-38) 測定ELISA キット販売開始のお知らせ ( 2009/12/9 )
当社は、本日、アルツハイマー型認知症(以下「AD」)に関連するアミロイドβ (1-38) (以下「Aβ (1-38)」)測定ELISAキット試薬の販売を開始いたしますので、お知らせいたします。
【概要】
AD は、認知機能の障害を主症状とする脳の神経疾患です。全世界でAD に苦しむ人は約1800万人とされ、その数は高齢化が進むにつれ増加しており、大きな社会的な問題として取り上げられています。AD の特徴の一つに、神経細胞表面への老人斑の沈着が見られます。この老人斑の主な成分は、アミロイドβ (1-42) (以下「Aβ (1-42)」)と呼ばれる不溶性タンパク質の凝集であり、この凝集による老人斑の沈着が起こると神経細胞死が急速に広がるため、AD の成因に深く関わると考えられています。
近年、解熱や鎮痛のために使われるジクロフェナクナトリウムや、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬((以下「NSAIDs」)を長期間服用している人では、非服用者と比べてAD の発病率が著しく少ないとの多くの報告があります。その原因として、NSAIDs 服用により不溶性のAβ (1-42)が切断され水溶性のAβ (1-38)へと変化し、結果として凝集が減少するためと考察されております。
これらの事から、AD に対する新たな医薬品開発に向けた研究の展開に、Aβ (1-42)ばかりでなくAβ (1-38)をそれぞれ特異的に定量出来るキット試薬が広く求められておりました。当社では既にAβ (1-42)を特異的に測定出来るキット等、多数のAD 研究支援試薬の開発および販売を行っておりますが、今般のAβ (1-38)測定ELISA キットの販売開始は、新たな要望に応えるものです。
なお、本製品は、独立行政法人 新エネルギー 産業技術総合開発機構(NEDO) 委託事業である、基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト:根本治療の実現に向けて」の研究成果の一部です。
製品情報
製品番号:27717 製品名:Human Amyloidβ (1-38) (FL) Assay Kit - IBL
容量:96 ウエル 価格:120,000 円

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20091209.pdf


アミロイドβ (1-38) 測定ELISA キット販売開始のお知らせ ( 2009/12/9 )
当社は、本日、アルツハイマー型認知症(以下「AD」)に関連するアミロイドβ (1-38) (以下「Aβ (1-38)」)測定ELISAキット試薬の販売を開始いたしますので、お知らせいたします。
【概要】
AD は、認知機能の障害を主症状とする脳の神経疾患です。全世界でAD に苦しむ人は約1800万人とされ、その数は高齢化が進むにつれ増加しており、大きな社会的な問題として取り上げられています。AD の特徴の一つに、神経細胞表面への老人斑の沈着が見られます。この老人斑の主な成分は、アミロイドβ (1-42) (以下「Aβ (1-42)」)と呼ばれる不溶性タンパク質の凝集であり、この凝集による老人斑の沈着が起こると神経細胞死が急速に広がるため、AD の成因に深く関わると考えられています。
近年、解熱や鎮痛のために使われるジクロフェナクナトリウムや、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬((以下「NSAIDs」)を長期間服用している人では、非服用者と比べてAD の発病率が著しく少ないとの多くの報告があります。その原因として、NSAIDs 服用により不溶性のAβ (1-42)が切断され水溶性のAβ (1-38)へと変化し、結果として凝集が減少するためと考察されております。
これらの事から、AD に対する新たな医薬品開発に向けた研究の展開に、Aβ (1-42)ばかりでなくAβ (1-38)をそれぞれ特異的に定量出来るキット試薬が広く求められておりました。当社では既にAβ (1-42)を特異的に測定出来るキット等、多数のAD 研究支援試薬の開発および販売を行っておりますが、今般のAβ (1-38)測定ELISA キットの販売開始は、新たな要望に応えるものです。
なお、本製品は、独立行政法人 新エネルギー 産業技術総合開発機構(NEDO) 委託事業である、基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発「アルツハイマー病総合診断体系実用化プロジェクト:根本治療の実現に向けて」の研究成果の一部です。
製品情報
製品番号:27717 製品名:Human Amyloidβ (1-38) (FL) Assay Kit - IBL
容量:96 ウエル 価格:120,000 円

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20091209.pdf


新しい関節リウマチ様病変、間質性肺炎及び骨粗鬆症モデルである D1CC マウスの販売開始のお知らせ ( 2009/11/9 )
当社は、本日11 月9日より、新しい関節リウマチ様病変、間質性肺炎及び骨粗鬆症モデルであるD1CC マウスの販売を開始いたしますのでお知らせいたします。当社は、名古屋市立大学大学院医学研究科・細胞分子生物学分野の金澤智博士および岡本尚博士らが開発した本マウスに関しライセンス契約を締結し、今春に農水省の承認を得た後、市販に向けての体制整備を進めておりましたが、今般生産に目処が付いた事により販売を開始いたします。
本マウスは、従来型のコラーゲン誘発性関節リウマチ(collagen-induced arthritis, CIA)に比べ関節炎の発症がより慢性かつ進行性で、人における病態進行によく似ております。発症期間もCIA と比較して約2倍と長く、抗リウマチ薬の投与期間を十分に取る事が可能となり、薬剤の効果検討等に適しております。また肺においては、近年問題となっている間質性肺炎を発症する事から、同病態モデルマウスとしての利用も期待されております。
当社は、今後市販を通じて同モデルの普及を図り、5年後に最大年間数千万円の売上を目指しております。
<D1CCマウスとは>
抗原提示に関わる主要組織適合性複合体クラスIIを軟骨細胞において発現誘導させた遺伝子改変マウス(D1CC :DBA/1, Collagen type II promoter/enhancer-driven CIITAの略称)です。
2型コラーゲン接種に高い感受性を示すため、低濃度の抗原接種で関節リウマチ(RA)様病態を誘導することができます。症状は、数週間〜数カ月間に渡り段階的に進行し、ヒトRAと酷似した滑膜の異常増殖、炎症細胞の浸潤、関節破壊や関節強直等を観察することができます。
また関節外病変として間質性肺炎や骨粗鬆症が観察されており、CIA モデルマウスにはない新たな特徴も併せ持つなど有用性の高いモデル動物であります。
<間質性肺炎(かんしつせいはいえん)とは>
間質性肺炎(interstitial pneumonia, IP)は、肺の間質組織に炎症をきたす疾患の総称で、非常に致命的であると同時に治療も困難な難病です。進行して炎症組織が線維化したものは、肺線維症(はいせんいしょう)と呼ばれます。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_20091109.pdf


開発パイプライン中止のお知らせ ( 2009/10/26 )
当社は、このたび、当社がアステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:野木森 雅
郁、以下「アステラス製薬」)に導出いたしました抗オステオポンチン抗体について、アステラス製薬から、関節リウマチ治療薬としての開発を中止するとの報告を受けましたので、ここにお知らせいたします。
当社は、2006 年3月にアステラス製薬と抗ヒトオステオポンチン抗体(2K1 等)の治療用医薬品用途についての全世界における開発および製造・販売の独占的権利に関する契約を締結いたしました。その後アステラス製薬と財団法人化学及血清療法研究所は、この中和抗体(2K1)のヒト化抗体について関節リウマチを対象に開発を進めてきましたが、試験結果を総合的に判断し、同適応症での開発を中止いたしました。今後につきましては、アステラス製薬にて、他の適応症への応用について検討中との報告を受けておりますので、状況に変化が出ました際には、改めてお知らせさせていただきます。
なおこれにより、関節リウマチ治療薬の開発に伴うマイルストーン契約料収入は、今後発生いたしません。
(注)マイルストーン契約料について:
2006 年3月に締結いたしましたアステラス製薬との契約において、臨床試験、申請時、承認時に応じて、マイルストーン契約料が発生することとなっておりました。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_3_20091026.pdf


骨髄移植の合併症である移植片対宿主病で上昇する 新たなマーカー:CCL8/MCP-2 の 測定キットの開発ならびに販売のお知らせ ( 2009/1/29 )
この度、株式会社免疫生物研究所(本社:群馬県高崎市、社長:清藤 勉、以下「免疫生物研究所」)は、北海道公立大学法人 札幌医科大学との産学連携による共同研究の成果として、骨髄移植の合併症である移植片対宿主病 (Graft-Versus-Host-Disease: GVHD)の患者において、血清中で有意に増加する新しいマーカーとして発見されたケモカインの一種であるCCL8/MCP-2の測定キットの開発に成功いたしましたので、ここにお知らせいたします。
この研究成果により、骨髄移植に伴うGVHDの発症の診断や本病態のモニタリングに活かすことができるものと考えております。
【概要】
白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、重症再生不良性貧血、先天性免疫不全症などの難治性疾患に対する根治療法として用いられている骨髄移植などの造血幹細胞の移植は、治療効果が高い治療法として利用されています。
しかし、この細胞の移植に伴う重篤な合併症である移植片対宿主病(GVHD)が大きな問題となっています。
札幌医科大学医学部分子機能解析部門の小海康夫教授を中心とする研究チームは、この移植片対宿主病の患者の血中から病態の程度に応じて有意に上昇する新たなマーカーとして、ケモカイン分子であるCCL8/MCP-2 を発見しました。
弊社は、この研究成果を生かし、本分子を血中で定量できる測定キットを開発するとともに、札幌医科大学と共同で特許申請を行いました。また、研究用試薬として販売を開始いたしました。
移植片対宿主病を判定する有効なマーカーは今まで開発されておらず、骨髄移植などの造血幹細胞移植後のCCL8/MCP-2 の測定は、今後GVHD 発症の早期診断ならびに本病態のモニタリングに有効であると期待され、今後さらに体外診断薬として利用できる開発を目指してまいります。
【製品および販売価格】
Code # 27778, Human CCL8/MCP-2 Assay Kit ? IBL 98,000 円/1 キット



ガレクチン−3抗体の心疾患分野における診断薬の開発に関する独占契約締結のお知らせ ( 2009/1/28 )
株式会社免疫生物研究所(本社:群馬県高崎市、社長:清藤 勉、以下「IBL」)は、ビージーメディシン社(本社:米国ウォルサム市、以下「BG」)と、BGが現在行っているうっ血性心不全の体外診断用医薬品開発で使用するために、IBLがBGに対して抗ヒトガレクチン−3モノクローナル抗体を長期間供給するという独占契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
【概要】
心疾患は重篤な症状を起こすことも多く、急速に進む人口の高齢化により心疾患の発生、罹患率が増加し、早期の発見・診療の必要性が劇的に高まる見込みです。
ガレクチン−3は、2003年に初めて、うっ血性心不全の後に現れる予測マーカーとして生物学的な関連が見いだされました。その後の大規模な臨床試験において、血液検体中のガレクチン−3を測定することにより、急性非代償性心不全(ADHF)から60日以内の心不全再発を予測できることや、安定心不全患者の3年以内の再発を予測できることが確認されました。また更なる検討において、ガレクチン−3は心臓のポンプ機能低下につながる心臓の線維症やリモデリングにおいて役割を持つという新しい証拠が示され、上述の疾患の再発予測を支持しています。このようにガレクチン−3は、心疾患改善の治療に役立つ重要な指標になることが考えられます。
BGは、診断薬開発を目的としてIBLの作製した抗ヒトガレクチン−3モノクローナル抗体を評価検討してまいりました。最終的にBGはその性能を確認したことを受け、このたびIBLはBGに対して、BGが行う心疾患分野における体外診断用医薬品の開発で使用するために、抗ヒトガレクチン−3モノクローナル抗体を長期間供給するという独占契約を締結いたしました。
なお、契約の経済条件内容については公表しておりません。
詳細は下記を参照ください。

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_Galectin-3.pdf


骨髄移植の合併症である移植片対宿主病で上昇する 新たなマーカー:CCL8/MCP-2 の 測定キットの開発ならびに販売のお知らせ ( 2009/1/26 )
この度、株式会社免疫生物研究所(本社:群馬県高崎市、社長:清藤 勉、以下「免疫生物
研究所」)は、北海道公立大学法人 札幌医科大学との産学連携による共同研究の成果として、骨髄移植の合併症である移植片対宿主病 (Graft-Versus-Host-Disease: GVHD)の患者において、血清中で有意に増加する新しいマーカーとして発見されたケモカインの一種であるCCL8/MCP-2の測定キットの開発に成功いたしましたので、ここにお知らせいたします。
この研究成果により、骨髄移植に伴うGVHDの発症の診断や本病態のモニタリングに活かすことができるものと考えております。
【概要】
白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍や、重症再生不良性貧血、先天性免疫不全症などの難治性疾患に対する根治療法として用いられている骨髄移植などの造血幹細胞の移植は、治療効果が高い治療法として利用されています。
しかし、この細胞の移植に伴う重篤な合併症である移植片対宿主病(GVHD)が大きな問題となっています。
札幌医科大学医学部分子機能解析部門の小海康夫教授を中心とする研究チームは、この移植片対宿主病の患者の血中から病態の程度に応じて有意に上昇する新たなマーカーとして、ケモカイン分子であるCCL8/MCP-2 を発見しました。
弊社は、この研究成果を生かし、本分子を血中で定量できる測定キットを開発するとともに、札幌医科大学と共同で特許申請を行いました。また、研究用試薬として販売を開始いたしました。
移植片対宿主病を判定する有効なマーカーは今まで開発されておらず、骨髄移植などの造血幹細胞移植後のCCL8/MCP-2 の測定は、今後GVHD 発症の早期診断ならびに本病態のモニタリングに有効であると期待され、今後さらに体外診断薬として利用できる開発を目指してまいります。
【製品および販売価格】
Code # 27778, Human CCL8/MCP-2 Assay Kit ? IBL 98,000 円/1 キット
用語説明
CCL8/MCP-2 :Chemokine (C-C motif) ligand 8 / Monocyte chemoattractant protein-2
(CCL8/MCP-2)は白血球などの遊走を引き起こし、炎症の形成に関与するケモカインと呼ばれる一種のタンパク質です。CCL8/MCP-2 は、ヒトにおいては単球、線維芽細胞、上皮細胞から産生され、CD4+T 細胞、CD8+T 細胞、単球、NK 細胞等の細胞遊走活性を示します。
移植片対宿主病 :英語では、Graft-Versus-Host-Disease、略してGVHD と称します。GVHDは、移植した造血細胞中に含まれる提供者(ドナー)の免疫細胞の1 つ
であるT 細胞が、患者(レシピエント)の体を異物と見なして攻撃し免疫反応を引き起こす合併症です。

株式会社免疫生物研究所について
1982 年に、医薬品、医薬部外品および研究用試薬の研究、製造、販売を目的に設立されました。抗体を中心とする免疫学の研究成果と基盤技術を基に、研究用試薬の開発・製造・供給および受託サービスなどからなる研究用試薬関連事業、実験動物の輸入・開発・製造・供給および受託サービスなどからなる実験動物関連事業、医薬シーズのライセンス事業からなる医薬関連事業及び飲料水販売からなるその他事業を展開しております。従業員は、64 名であります。

北海道公立大学法人 札幌医科大学について
札幌医科大学は、戦後新制された医科単科大学の第1号として1950 年6 月に公立大学として開学しました。1993 年には4年制の保健医療学部が開設され、現在は、医学部と保健医療学部の2 学部を有する医学系総合大学です。2007 年4月には、独立行政法人化され、「最高レベルの医科大学を目指す」ことを目標の1つにおき、医科大学の特色を発揮できる国際的に卓越した教育研究拠点の形成を目指しております
学長・理事長 今井 浩三
所在地 札幌市中央区南1 条西17 丁目

http://www.ibl-japan.co.jp/news_img/prerelease_CCL8.pdf


新規アトピー性皮膚炎モデル動物の販売承認および販売開始のお知らせ ( 2008/7/14 )
 この度、株式会社免疫生物研究所(本社:群馬県高崎市、社長:清藤 勉、以下「免疫生物研究所」)は、農林水産省から新規アトピー性皮膚炎モデルの販売承認を取得し、平成20年8月1日から販売を開始いたしますので、ここにお知らせいたします。
 この疾患モデルを供給することによって、原因不明のアトピー性皮膚炎に対する医薬品の研究開発の発展に役立てるものと考えております。


【 概 要 】
 現在、アトピー性皮膚炎モデルとしては、NCマウスと呼ばれるマウスが広く使用されております。しかし、NCマウスは有毛マウスであり、医薬品候補品の有効性を確かめる実験では、アトピー性皮膚炎の状態を観察するために試験前に剃毛する必要があります。このように剃毛による刺激によって皮膚炎がおこり、実験の精度が高くないという問題が生じておりました。
 今回承認されたNCへアレスマウス(製品名)は、従来使用されていたNCマウスを無毛化したマウスであり、研究者の剃毛労力が低減することは勿論のこと、剃毛する必要がないので、実験の精度を高めることが期待できます。

 NCへアレスマウスは、財団法人東京都医学研究機構 東京都臨床医学総合研究所の米川博通博士・高田豊行博士(現、情報・システム研究機構 新領域融合研究センター)ら、および国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科の河野憲二教授らによって作製されました。そして、平成17年12月に、免疫生物研究所が国内の独占的な飼育、繁殖、供給、交配および販売の実施権の許諾を受けております。

 尚、本モデルには、既に複数の国内製薬企業から引き合いをいただいております。


【 販売価格 】
 2万円/匹

【 国内予想ピーク時売上げ 】
 平成25年度(五年後) 2億円


【 用語説明 】
 アトピー性皮膚炎:アトピー性皮膚炎は病因不明のアレルギー疾患のひとつで、強い痒みを伴う湿疹が慢性・再発性に継続する病気である。一般的にはステロイドが使用されているが、副作用の点からも有効な薬剤の開発が望まれている。

 NCマウス:アトピー性皮膚炎の自然発症マウス。ヒトのアトピー性皮膚炎に最も近いモデルと言われており、アトピー性皮膚炎に対する医薬品の開発に利用されている。


■株式会社免疫生物研究所について
 1982年に、医薬品、医薬部外品および研究用試薬の研究、製造、販売を目的に設立されました。抗体を中心とする免疫学の研究成果を基に、研究用試薬の供給および医薬シーズのライセンス事業をおこなっております。また、疾患モデル動物のリーディングブリーダーである米国タコニック社の日本代理店でもあります。従業員は、67名であります。


■財団法人東京都医学研究機構 東京都臨床医学総合研究所(臨床研)について
 臨床研は、がん・感染症をはじめとする様々な重篤疾病の発症機構を解明し、それらの予防・治療に貢献するための研究所として約30年前に設立され、神経研・精神研と共に東京都医学研究機構に所属しています。
 現在、臨床研では、都民の健康を守るために直ちに役に立つ実用研究(C型肝炎の治療法やがんの早期診断法の開発)と共に、世界的レベルにある基礎研究(タンパク質の品質管理の破綻、細胞分裂の時に起こるDNA複製などの機構解明)など、広汎でかつ高い独創性を持つ研究が行われています。今回の成果をご紹介する疾患モデル開発センターは、マウス遺伝学を基軸に様々なヒトの病気の原因を解明する研究に取り組んでいます。


■国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学について
 奈良先端科学技術大学院大学は、学部を置かない国立の大学院大学として、最先端の研究を推進するとともに、その成果に基づく高度な教育により人材を養成し、もって科学技術の進歩と社会の発展に寄与することを目的として、平成3年10月1日(学生受入れ開始:平成5年4月)に設置されました。

 現在、3研究科(情報科学・バイオサイエンス・物質創成科学)を設置し、多様な学生を受け入れています。また、学内共同教育研究施設には、先端科学技術研究調査センター、情報科学センター、遺伝子教育研究センター、物質科学教育研究センター及び附属図書館(電子図書館)を有しています。

http://www.ibl-japan.co.jp/ir/pdf/NC_080714.pdf


完全ヒト抗体産生マウス技術に関するライセンス契約締結 ( 2007/8/30 )
 キリンファーマと免疫生物研究所は、完全ヒト抗体産生マウス技術についてのライセンス契約を締結した。
 免疫生物研究所は、キリンファーマの完全ヒト抗体産生マウス技術を用いて、医薬品のターゲットとなる抗原に対し完全ヒト抗体を作製し、治療薬および診断薬のシーズ開発を行う。



北海道大学に寄附分野「神経病理・病態生化学(IBL)分野」開設 ( 2007/3/12 )
 北海道大学大学院薬学研究院、(株)免疫生物研究所および清藤勉は、本年4月から寄附分野「神経病理・病態生化学(IBL)分野」を開設することをお知らせする。
 本寄附分野においては、アルツハイマー病の発症に関わる仕組みと考えられているアミロイドβタンパク(Aβ)の産生機構の解明に取り組み、新たな創薬ターゲットの開発を目指す。特に病原性の強いAβ42の生成に関わるγ−セクレターゼ複合体の酵素学的特性を解明するとともに、Aβ42生成抑制剤の開発に取り組む。同時に、γ−セクレターゼ複合体によって切断された代謝産物を利用したアルツハイマー病の診断法の開発も計画している。



米社にアミロイドベータの特異的モノクローナル抗体の全世界ライセンスを供与 ( 2007/1/12 )
 免疫生物研究所は11日、同社が作製したアルツハイマー型認知症の原因物資とされるアミロイドベータの特異的モノクローナル抗体について、米インテレクト・ニューロサイエンシス社に全世界ライセンスを供与したと発表した。今契約に基づき免疫生物研は米社から商品化まで漕ぎ着けた場合、総額212万5000ドル(契約一時金含む)を受け取る。また、販売後は売上高に応じたロイヤルティーを受け取る。今回の契約ではアミロイドベータのC末側だけに反応する抗体の権利も含まれている。
 免疫生物研の同抗体は、アミロイドベータのN末側だけを特異的に認識し、アミロイド前駆体たん白質(APP)には反応しない特異性と結合性に優れたもの。患者に投与した場合、副作用の軽減を期待できるという。

http://www.ibl-japan.co.jp


「Human N−ERC/Mesothelin 測定キット−IBL」発売 ( 2006/6/5 )
免疫生物研究所は、ERC/Mesothelin発現解析を目的とした「Human N−ERC/Mesothelin 測定キット−IBL」を発売した。
 ERC/Mesothelinは、特に中皮細胞において発現されるタンパク質。このタンパク質は、中皮腫との関わりが示唆されており、腫瘍マーカーとしての意義が予想されている。
株式会社免疫生物研究所
 1982年に、医薬品、医薬部外品および研究用試薬の研究、製造、販売を目的に設立された。抗体を中心とする免疫学の研究成果を基に、研究用試薬の供給および医薬シーズのライセンス事業を行う。従業員は、67名。



北海道大学に寄附研究部門「マトリックスメディスン」を開設 ( 2004/3/15 )
 北海道大学遺伝子病制御研究所と藤沢薬品工業、免疫生物研究所、ジーンテクノサイエンスは、遺伝子病制御研究所に2004年4月1日付けで寄附研究部門「マトリックスメディスン」を開設する。
 遺伝子病制御研究所では、病因研究部門分子免疫分野で得られた「抗体医薬によるリウマチ等の難病の新規治療法に関わる研究成果」を発展するため、2004年4月1日から2009年3月31日までの5年間にわたり遺伝子病制御研究所内に寄附研究部門「マトリックスメディスン」の開設を決定した。本寄附研究部門は3社の総額約1億6千万円にのぼる寄附によって運営され、藤沢薬品が約8割を負担し、残りを免疫生物研究所ならびにジーンテクノサイエンスが負担する。
 細胞外マトリックスは、受容体を介して種々の細胞の機能を制御しており、この破綻が種々の難病性炎症疾患の病態に深く関与していることが明らかになりつつある。ヒトゲノムの解読以降、蛋白機能の解明に向けて激しい国際競争が繰り広げられており、なかでも、蛋白プロセシングとこれによる蛋白機能の変換は、ポストゲノム時代において重要な研究領域を形成している。寄附研究部門「マトリックスメディスン」では、細胞外マトリックスのプロセシングにより、初めて露出した細胞結合部位および、その受容体の結合を人為的に制御する方法を開発して、関節リウマチなど様々な難治性炎症疾患の新規治療法の確立を目指す。



「プロテインキナーゼ抗体」の共同研究および製造販売で提携 ( 2003/10/1 )
 免疫生物研究所と、カルナバイオサイエンスは、両社でヒトのプロテインキナーゼに対する抗体製造に関して共同研究を行い、その成果である「抗プロテインキナーゼ抗体」を免疫生物研究所(IBL)が独占的に製造し販売することで合意した。同時に免疫生物研究所がカルナバイオサイエンスに資本参加することについても合意。
 これまでヒトの全プロテインキナーゼを網羅した抗体パネルが存在しなかったために、癌、炎症性疾患、神経変性疾患等の疾患へのキナーゼの関与が生化学的または病理学的に充分に解析できなかった。 この共同研究事業が進めば、これらの疾患を含めた多くの疾患でのキナーゼの発現分布や量的変化を短時間で網羅的に解析することができ、疾患におけるキナーゼの役割が明らかになることが期待できる。
 免疫生物研究所は、1982年(昭和57年)9月に、研究開発型企業として発足以来、癌の診断用や癌の免疫療法用試薬を始め、炎症性サイトカイン、各種増殖因子、それらの受容体に対する抗体、酵素抗体法による定量系を作製し、製造、販売してきた。また、難病に対する免疫学的診断法の開発や遺伝学的診断法の開発を推し進めている。
 カルナバイオサイエンス社は、細胞間シグナル制御を目的とした創薬ターゲットの探索、スクリーニング系の受託開発を行うバイオベンチャー企業として2003年10月に営業を開始。これまでに、ゲノム情報からすべてのプロテインキナーゼ遺伝子情報を抽出することに成功し、これらの遺伝子情報をもとに、戦略的にプロテインキナーゼ蛋白質を順次提供する。



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